2022-12-22

米ドル、円に対し一段上昇の可能性 日銀政策修正でも=GS

[ニューヨーク 21日 ロイター] - 米ゴールドマン・サックス(GS)のアナリストは21日、日銀長期金利の許容変動幅拡大を決定したことを受けドルが対円で大幅下落したものの、ドルには依然として上昇余地があるとの見方を示した。

日銀は20日、市場意表を突く形で長期金利の許容変動幅拡大に踏み切った。

これを受け、20日の市場ドルは対円で一時4%急落した。

ゴールドマンリポートで、今のところ日銀の動きは技術的な調整であり、「数カ月以内に政策金利が調整される可能性があるというサイン」だとした。

ただ基本シナリオでは、米国債の利回りは日本国債よりも「自由度が高い」状態が続き、米国債短期ゾーンは「景気後退確率を過剰に織り込む一方、米連邦準備理事会FRB)の引き締めサイクルを過小評価している」と指摘。このため、今後数カ月はドル/円は上昇するとの見通しを示した。

https://jp.reuters.com/article/global-forex-yen-idJPKBN2T51LW

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