2022-12-18

[]NY連銀総裁労働市場の逼迫が利上げ正当化-5.1%超える可能性も

ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は16日、インフレには緩和の兆候が見られるものの、労働市場の逼迫(ひっぱく)やその他の要因で物価圧力は高い状態が続く公算が大きく、当面の高金利正当化するとの見解を示した。

  ウィリアムズ総裁ブルームバーグテレビジョンインタビューで、より広範な経済と「労働市場需要供給を上回っているという明確な兆候がある」と指摘。インフレ率は来年に3-3.5%に減速するとの予想を示した上で、2%にどうやって持っていくかが「真の問題」だと述べた。

  「必要なことをやるしかない」と同総裁は言明。政策金利必要ならば、米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーが最新の経済予測で示した水準より高くなる可能性もあると語った。

  FOMC参加者予測中央値では、政策金利2023年末に5.1%、24年に4.1%に低下との見通しが示され、いずれも9月時点の予測から引き上げられた。

FRBの最新ドットプロット23年末FF金利は5.1%-チャート

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-16/RMZLEXT1UM0X01

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