2022-12-07

毎月勤労統計調査の特徴

毎月勤労統計調査は、前身職工賃銀毎月調査大正時代に始まったという、約100年の歴史がある経済統計。これだけ長期の時系列データが取れる賃金統計世界的にも珍しい。一方で、時代に合わせて少しずつ改良が重ねられているもの統計継続性を保つことの必要性から改良にも限界があり、どうしても調査方法の骨格に古さが出てしまっていて、動きが不安定だったり精確でなかったりする問題を抱える。それもあってか調査に充てられる人員も少なく、厚労省内部でも統計の中身を理解している人に事欠くことなどが原因となって、推計値の算出方法改定する時に不適切方法採用され、これが統計不正調査問題引き起こし世間的にも有名になった。

anond:20221206083255

  • この増田が言っている2012年→2021年の変化だと、所得は名目はもちろん実質でも増えている。特に最低賃金の上昇もあって、低所得層の伸びが大きい。

    • ダウト

      • 名目賃金(年収) 2012年 502.0万円 2021年 545.3万円 8.6% 民間給与実態統計調査 https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/jikeiretsu/xls02/m03.xlsx 物価(消費税込み) 2012年 94.5 2021年 99.8 5.6% ...

        • https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r03/21cp/dl/sankou21cp.pdf そうですね、実質賃金は下がっていますね 次の方どうぞ

          • 毎月勤労統計は事業所調査だから、働き先が見つけやすくなってパート主婦などが2つ目のパート先に新しく働き出したら、 賃金の安い労働者が増えたという扱いをされる。 なので、レ...

            • 毎月勤労統計調査は、前身の職工賃銀毎月調査が大正時代に始まったという、約100年の歴史がある経済統計。これだけ長期の時系列データが取れる賃金統計は世界的にも珍しい。一方で...

          • 実質賃金に対する誤解~米国のように時間当たりで見れば、既往ピークを更新~ https://www.dlri.co.jp/report/macro/202761.html

        • https://b.hatena.ne.jp/entry/4729011294474588164/ ”これだけ賃金が上がっているのに売値に転嫁して反映できたのは僅かとなると、企業は苦しいですわね。消費増税の分を除いたらほんと僅か。特...

        • 10年にも満たない間に2割以上も最低賃金が上がっているって、よく考えるとエグいな。 一部の仕入れにしか影響しない為替なんかよりずっと影響でかいだろこれ。

      • ページワン!

    • 物価上昇してるじゃん。

      • 横だけど、「実質でも」って言ってるで だから君は実質で下がってることを指摘しないと

    • それはすごいな。 ついでにリーマンショック前の2007→2022年の変化も確認してみてくれないか?

    • 実質賃金が増えているという嘘を付いたのであなたはクビです

記事への反応(ブックマークコメント)

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