「会話を哲学する コミュニケーションとマニピュレーション」/三木那由他 を読んだ
本筋とはそこまで関係しないかもしれないが、下記の文が凄い気になってしまった
「もちろん、性的マイノリティだけでなく、女性や在日コリアン、生活保護受給者、障害者、人種的マイノリティ等、さまざまな人々にそれは向けられています。」
「女性や」ってそこに並べるのってなんか随分書き方が雑なのではと思って引っかかってしまった
人間の約半分は(生物学的に、SEXが)女性な訳だし、単純に数の面でマイノリティ度合い(?)がちょっと違くない?
私自身において相対的に上記で述べられているその他の属性に対して潜在的な差別感情があるのでは、と言われたら否定できないのかもしれないが
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ちなみに文脈を簡単に書いておくと、上記の文は「マニピュレーション」=会話における「互いに相手の心理や行動を、自分の望む方向へと変化させようとしている」側面、中でも、「悪質なマニピュレーション」(差別を煽るような文脈で使われる)に関する記述の中に出てきます
女性は、弱者だよ。 障碍者やお年寄り、児童たちと一緒に、戦争時には真っ先に避難させなきゃいけない弱者。 男性と全く同じ扱いをしなきゃいけないのは、あくまで東大・東工大での...