俺も表現の自由戦士を自認してるが、今回の件は批判されるのも無理ないと思ってる。
テロの美化とかいう問題じゃなくて、調査が一段落もしていない現実の事件をフィクション混じりで描く事が、ディープフェイクやデマ拡散に近い迷惑行為に見える。
ドキュメンタリーだったら文句を言わないし、フィクションだと割り切るなら擁護するが、これは中途半端で「フィクションは入ってるけど現実と重ねている」という制作側の姿勢を感じてスジが良くない。そうでなければ「英雄視はしない」みたいなコメントは出てこないだろう。フィクションなら英雄視しようがなんだろうが現実と関係ないんだから気にする必要はない。フィクションになりきれてないから、現実の事件を意識したそういうコメントになる。
フィクションを入れるなら、「これは現実に起こったこととは何も関係がない」と明示して、総理以下閣僚皆殺しみたいなイングロリアス・バスターズ的な超展開でフィクションであることを誰の目にも明らかにするべきだ。
そっちの方向で作るなら、表現の自由戦士のはしくれとして支持する。