ここでは「バフ」を「一時的に攻撃力、俊敏性、防御力、魔法の威力などを他人の力によって一時的に向上させること」と定義する。
この場合、全力で体動かしたあとの筋肉痛しかり、界王拳3倍かめはめ波を撃った悟空しかり、ドーピングコンソメスープが切れたあとのシェフしかり、バフが切れたあとに何らかの反動が来て叱るべきかと思う。
だが、他人の力によって与えられたバフにおいて、反動もなしに能力が向上する描写はご都合主義的なものを感じるし、仮にそれが許容するとしても、今度はリアリティ的な面において引っかかる。これがゲームのRPGであれば、下手なリアリティはゲーム体験のうちの快適性を損なうので許容できるように思われる。しかし、それをそのまま漫画やアニメの世界に引っ張ってくると、体験する際にフォーカスする部分が異なるためなのか、引っかかってしまい没入感が損なわれるのである。
単純にMP的なものを消費してるのが引き換えなのでは・・・?