昔働いていた事業場は海沿いになっていたので、約2000人の従業員はほぼ全員が事業場前の横断歩道を渡っていた。
始業、終業と昼休の時刻には途切れることなく横断歩道を人が渡ることになるはずだが、実際には歩行者の密度が少し下がった時を見計らって車が通行していた。
歩行者は足を止めて少し待つので、決して譲ってるわけではなく、車が通るから仕方なく待ってる様子で、間違いなく横断歩行者妨害だった。
日中は車は多いのに対して歩行者が特定の時間に特定の会社の従業員しかいないし、子供や老人が来ることはない場所のせいだったんだろうか。
じゃあ取り締まるのか?というとそういうこともなく放置された。
真面目に取り締まれば朝夕は入れ喰いで違反金たんまり稼げそうだけど、30分くらい全く車が通れなくなりそうだ。
そのあたりが暗に配慮されたのかなぁと昔思った思い出話。