そもそも漱石は「I love you」を「月が綺麗ですね」なんて翻訳をしていないし
完全なるガセネタであるという説が濃厚というのはひとまず置いておいて
ガセネタであったとしても元々は
「日本人はI love youなんて言わない。月が綺麗ですねとでも書いておけば良い」
という感じなので、そもそも「I love you」の翻訳が「月が綺麗ですね」では無い
「日本人はI love youなんて言わない」って言ってるように、この言葉は欧米の文化であって日本の文化では無いっていうのを説いてる
翻訳するときに何も書かないわけにはいかないから、シチュエーション的に「月が綺麗ですね」とでも書いておけばいい、というのが元々の話
なので「月が綺麗ですね」が「I love you」っていうのは全然違う
逆にしてみると分かりやすくて、例えば家に帰ってきたときに「ただいま」というのは日本の文化であって欧米では言わない
無理矢理翻訳したら「I'm home」とかだけど、そもそも言わない
そこで欧米向けに翻訳するときは「明日は誕生日パーティーだね!」とでも書いておけ、というのを誰かが言ったとして
夏目漱石がなぜそういったのかを背景立てて説明できてない時点で「お前もわかってない」よ