細田守監督作品「竜とそばかすの姫」には「U」という仮想世界が出てくる。
「現実世界はやり直せない。 Uの世界ではやり直せる。」
という女性のガイドボイスから始まる作品なのだけれど、この仮想世界がなんだかおかしい。
なにがおかしいかというと
「現実はやり直せるけど仮想世界でならやり直せるよ」
というにも関わらず、仮想世界上のアバターやステータスに現実の人間の容姿やパーソナル情報が反映される。
意味がわからない。
さらには仮想世界のユーザーの一部には自警団組織がいて、その人らには運営から攻撃したユーザーのアバターを剥ぎ取って現実の容姿を晒し者にする特権が与えられている。
いやおかしくない?
やり直せるという割には現実の容姿と直結する要素がいくらなんでも多すぎる。
そんな仮想世界だれが使うか。
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