自分の人生が価値あるものだと思いたい。自分の人生は自分だけのためのものだと思いたい。
自分の人生を自分のために行動しない人には何も残らない。何も決められない。
ある程度の食べたい物、欲しい物、したいことが実現できる家だ。
反面母の要望はできる限り叶えた。
言われれば言うことを聞き、母のためになるだろうと思うことをする。
母に怒られれば母の言う事をすべて聞く。大人が言うのだから正しい。
30歳になった。
10年間家を出て久々に家に戻ると母が私を未だに子供の扱いをする。
親だ。間違ってはいない。
母の言うことを聞き、母が機嫌を損ねれば機嫌を伺う。
私の人生は母のためにあるのか?
ある日、父が自分のために自分の人生を使えと言ってくれたことが嬉しかった。
同時に母の言うことを聞き続けた過去の人生を後悔し、
仕事では学んだはずなのに何故か自分の人生には反映できていなかった。
ただ悔しい。
間違えも、後悔も、喜びも、成功も、失敗も全て自分のものにしていきたい。
でなくては誰のための人生なのであろうか。
それを含めて今後の人生をの糧としたい。
だからこそ過去に親のせいにして逃げてきたことを背負って生きていくことに辛さを感じる。
過去に関わった多くの人に謝りたい。
今更こんなことを書いても解決はしない。