■同性婚とエイプリルフールの命題

乃木坂46メンバー、「同性との挙式」をエイプリルフールに投稿し物議。「性的マイノリティをネタとして消費」と専門家

https://news.yahoo.co.jp/articles/00a1935ffce9837a1749b7ce8423912c4747dca0

この記事の主張について心情的な面は理解できるのですが、立場を置き換えた場合論理的に矛盾する主張になるので、舌禍の種になりそうな気がしました。

該当する主張はこちらです。

同性愛をエイプリルフールのネタとする発想は、同性愛を自分にとって『あり得ないもの』と想定していることから生まれます。

言い換えるとこういうことです。

• 同性婚をエイプリルフールネタに使うと、その人物は同性愛否定派である

これが成り立つには、対偶も成立しないといけません。

• 同性愛否定派でない人物は、同性婚をエイプリルフールネタに使わない

このため元の主張が通ってしまう場合、異性愛の方が異性同士の結婚と同じ感覚でエイプリルフールに同性との結婚を示唆した場合、その方も同性愛否定派とみなされてしまいます。

Permalink | 記事への反応(1) | 09:16

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