国民の不平不満という尽きる事のないヘドロに塗れてドブ掃除やってると
殆どの人間は性根が腐っていく。これは国家や人種を問わない普遍的な現象。
ここで政治家の腐敗を理由に報酬を削っていくと、もっと政治家の質の低下が激しくなるが
自分たちの責任を直視したくない最高権力者たる国民は安易に報酬削除に舵を切り
民主主義とは何とも国民に対する負荷の高い政治システムなのだろうか、と人生半ばにしてやっと気づいた。
この気付きも、俺の寿命と共に消えてなくなる。
どんな記録を見聞きしても、実際に自分で気づくまで上っ面を眺めていただけ。
百聞は一見に如かず、とはよく言ったもんだ。昔から変わらないんだよな。
それでもまぁ、記録が残りやすくなったというだけでほんの少し昔より良くはなっているんだろうな。