2021-12-23

DaVinci Resolveのマニュアルほどのが作れない所が日本が弱いところでは

3,216ページのマニュアル話題になった。

今の日本だと誰がこんなマニュアルを読むんだ、読まないマニュアルなんて無駄という感じだろうが、このあたりが日本の弱いところではないだろうか。


こういうマニュアルを作る文化は軍から脈々と引き継がれていると思っていて、米軍の使命としてド素人を訓練しないといかず、マニュアルを作る。

マニュアル改定も頻繁にする。

日本だとマニュアル人間は嫌われる傾向があるが、マニュアル人間が大多数でも、柔軟にマニュアル更新かけられれば問題ない。


ソフトの話に戻ると、何千ページもあるようなマニュアルでも、途中からプロジェクトに入ってきた人には全体像がわかるし、

何よりマニュアルに沿ってテストを書けばいい。

マニュアルの1行1行を塗りつぶすようにテストコードを作っていく。

全部のテストが通るとマニュアル文言も正しいことが保証される。

誰も読まないのだからマニュアルなんて作らずYouTube動画にすればいい、というが、動画にするのはこのマニュアルを読んだYouTuberにアウトソースすればいい。


スクリーンショットをペタペタ貼るのがダサいという風潮もあるだろうが、UIを変更する人もいるので、必要だ。


何千ページあろうが、(少なくとも顧客視点から)このドキュメントを読めばプロジェクト全体がわかるのがないと、全部を覚えている人などいないということになる。


日本は大規模かつ複雑なプロジェクト放棄、大規模なドキュメントを作って残すこともしなくなっているように思うが、どうだろうか。

  • UIを変更する 文字しかないドキュメントを読んでて、 「〜のタブを選択する→一番下までスクロールする→そこに〜という項目があるやろ?」 ねーよ、だったりするよなぁ…

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