今はなき玩具屋ハローマックが靴屋のチェーンの傘下だったという話は有名だが、おもちゃのバンバンも靴屋の傘下だったらしい。今日電車の中で高校生がそういう話をしているのを聞いた。その事実にも驚いたが、21世紀に入る頃には見なくなったハローマックやおもちゃのバンバンの話を高校生がしていること自体にも驚きだった。そう思ってWikipediaで調べてみると、ハローマックの方は2008年まで営業していたらしい。約13年前。高校生の年齢が18歳だとすると、5歳位の頃。だとしたら覚えていてもおかしくないかもしれない。しかしおもちゃのバンバンの方は2000年に閉店している。ハローマックはともかくおもちゃのバンバンは彼女たちにとって歴史上の存在に等しい。今どきの若い世代はYoutubeで親世代の曲を聴いているというし、同じように自分の生まれる前のおもちゃ屋の情報をYoutubeやWikipediaで調べているのだろうか。いつ聴いても一応コンテンツとして成立する音楽はともかく、現存しない小売店の情報を仕入れて何が楽しいのだろうか。Z世代の考えることは分からない。