何これ、面白い!又吉と若林の「わがままな本棚」という番組で平野啓一郎氏が紹介し、ふたりが食いついた本。彼の薦め方がウマくてそそられた。非モテ男子の話って紹介、言い得て妙。主人公はとにかく人生に悲観的。だけどその分析がいやに冷静かつ的確で笑えるのです。自分もイケてないけど非モテ同僚のあがきと潰され続ける描写が、それはもう救いようがなさすぎて見事。仕事だ、休暇だと一見普通の日々に、いちいち文句をつけ、哲学的解釈をし、たまに逃避する主人公。悲劇なのに笑ってしまい、暗いのになんだか爽やか。
若林は男子校時代の日大二高出身だからそりゃ共感するよなぁ
又吉は…どーでもいい
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