2021-12-07

brilliant jerkはコストであるということ

"brilliant jerk"という言葉を知った。簡単に言えば、「賢いけど嫌な奴」のこと。世界的に見ても、テック業界は"brilliant jerk"を高く評価する傾向にあり、例えばLinus Torvaldsが傲慢に振る舞っても、それ自体が高い評価になる。

ただ、Googleではこの種のbrilliant jerkを推奨していないという話を聞いた。チームを重視するなら、孤高の天才評価するよりも、嫌な奴ではない謙虚な人を評価したほうが効率が良いそうだ。

この話を聞いて、「え?日本Googleの人たち、Twitterで超傲慢に振る舞っていますが?」と思ったんだが、彼らはGoogleを優秀な企業だと自身で認めているので、社内の人間には媚を売る傾向にあり、社外の人間に対しては「Googleの俺達が正しくて、日本企業のやっていることは文脈がなんであり間違い」といってbrilliant jerk的に振る舞っている。なので、Googleの中ではその人がbrilliant jerkだと認識されていない可能性がある。

HRT原則を、社内だけではなく、社外に適用したほうが良いだろう。辛辣な態度を取ればフォロワーが増えるかもしれないが、人間的には終わっている。brilliant jerkたちの人間性については、ニートの俺と同レベルだろう。

  • じぶんけっきょくさいごのそれ、いいたかっただけちゃうん!

  • サイボウズの社長も「仕事はできるけど嫌な奴はコスト」って言ってたな。 仕事はできるけど嫌なやつってだいたい企業においては「ブレーキ」にしかならない。 もちろんブレーキ役も...

    • また言葉の定義合戦になりそうな話だけど、実際チームで結果出していこう!っていうときに逆張りする嫌な奴はいるんだよね。 確かに仕事は出来るんだろうけど、チームとして動くと...

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