日本は素晴らしい国だ。
信じ難いほど質の良い食品が信じ難いほどの安価で手に入る。
交差点で銃を突きつけられて金を奪われることもない。
これほどまでにインフラと施設が充実した"田舎"が溢れている国も珍しい。
だがそれでも、彼の国には祖国では決して得られないものがある。
それは二級市民であることの自由。
私は彼の国では永遠に二級市民だ。
だがそれは仕方のないことなのだ。
なぜなら私は何らか事情があって彼の国にいるのだから。
裕福になったり社会的強者になれなくてもいい。
移民が二級市民であることに誰が疑問を感じよう。
そのくせネットでもっともらしく彼の国の事情を発信して日本と比較してみせることで一定の注目を集めることができる。
こんなに精神衛生に良い状態はない。
それがささやかな私の、私たちの自由なのだ。
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