最近、自分が以前からやっていたソーシャルゲームがサービス終了した。
そんなに頻繁にしていたゲームではなく、たまに気が向いた時にする程度なのだが、それでもどこか寂しさを感じた。
たまにしかやってなかったが、それでもサービス開始からサービス終了まで、このゲームの行く末を見てきたことになる。
なんだか考え深い。
振り返って見ると、このゲームはちょっとした人生の節目や出来事に合う機会が多かったように思う。
その出来事を振り返った時に、そういえば、このゲームやってたなと思い出す。
移動中に確か、これを……あの時には、あれをしてて……待ち時間にはこれをして……
懐かしい思い出になっている。
サービス終了の可能性は理解していたが、それでもちょっと寂しい。
なんだかんだ、そこに居続けるような感覚が自分にはあったのだ。
できなくなる前に、久しぶりにゲームを遊ぶことにした。
懐かしい。
そのゲームの中の顔ぶれは、最後にゲームをした時と変わっていない。
ゲームのシステムなどは、日々の更新により変わっている所もある。
懐かしさと同時に目新しさも感じた。
1つ1つ細かく見ていく。
こんな感じだったなぁと感傷に浸る。
しばらく楽しみ、ゲームを閉じた。
このゲームは、もうできなくなる。
他の人が遊びたいと思っても、もうできないのである。
今後、このゲームを遊んだという人が出てくるのは難しいだろう。
また運が良いことに、このゲームは人生の節目や出来事に多く遭遇している。
その時の思い出を振り返れば、一緒にそのゲームを思い出すことができると思う。
楽しませてもらった。