ここ数ヶ月ぐらいずっとそうだ。
年寄りが若者のせいだと言い、若者は年寄りのせいだといい、おじさんはおばさんのせいだといい、おばさんはおじさんのせいだと言い、
政治家は国民のせいだと言い、国民は政治家のせいだと言い、いつどこをみても誰かが誰かを口汚く罵っている。
誰かが医者のせいだと言い、誰かは専門家のせいだと言い、誰かはアスリートのせいだと言い、
コメンテーターが悪い、学校が悪い、子供が悪い、親が悪い、ミュージシャンが悪い、演出家が悪い、ワクチンが悪い、スポンサーが悪い、自治体が悪い、市役所が悪い、区役所が悪い、市民が悪い、電車が悪い、乗客が悪い、日本人が悪い、外人が悪い、飲食店が悪い、客が悪い、そんなんばっか。
みんな次に来る悪い奴を待ち構えている。次はなんと言って叩きのめしてやろう。
ニュースを見るのが一番辛い。悪い情報、悪い言葉で溢れかえっていて気が滅入る。
なんの言葉もない、どこかの何もない通りをずっと流してくれていれば気が休まるのに。