2021-06-21

36歳最後の夢とパルナス

数年に一度くらい、たまに昔の夢を見る。

今朝の夢は昔の夢だった。

おそらくは4歳~6歳くらい。

母親に連れられて夏の暑い日に実家の最寄りの駅まで行く夢だった。

実家田舎自動改札もなかった。

そもそも自動改札機があまり無く、駅員さんが切符にハサミを入れてくれる時代の話だ。

その駅前で親が切符を買っている時、私は駅と反対の方向を向き、何もない風景を眺めていた。

『OO、行くでぇ?』

母親の声に振り向き、駅の方向を見た。

パルナス

駅前に、やたら大きい帽子を被った、たらこ唇の、良くわからないキャラクター看板の店が見えた。

ただ、そんなに大きくないこの店で、何かを買ってもらった記憶がない。

今となっては記憶新聞ネットなどを通じて

「妙に記憶に残るCMをやっていた」

パルナスお菓子屋らしい」

モスクワ香りがするらしい」

2000年そこそこに無くなった」

くらいの情報は持っている。

しかし、私にとってのパルナスは、30年以上経っても駅前の謎の店なのである

なぜ今になってこんな夢を見たのかはさっぱりわからないが、少しノスタルジックになったので書いた。

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