見合いから時間かけて進んで、先方の両親にも会って順調だった。
童貞だから全然積極的になれず、2人称はお互い名字だったし、キスはおろか手を繋いだこともなかったが、会話自体はかなり打ち解けてきていたし、それはもう結婚してからでいいと思ってた。
でも、両家顔合わせも恙なく終了したと思ったら、後日急転直下お断りとなった。
割とその場は平穏に過ぎたと思ったのだけれど。
本人も、ご両親も、うちの両親と会ってみて色々不安になったようだ。
確かに癖が強いのは強いが・・・マリッジブルー的な側面も大きいのかなとは思う。
お互い恋愛感情がすごく高まっていたわけではないし、お互い相手に対して価値観とかが合わないなという部分は色々あった。
でも、会話は弾んだし、うまくやっていける範囲だと思っていた。