タイトルそのまま
なぜかといえば、自分自身がミスが多い人間だからだ。自分の経験上、何事でもミスは必ずいつか起こるもので、むしろミスなんて起こるもんだ、と思っている。
だから、後輩がミスしようが対して気にならない。そりゃ流石に、納期ギリギリの案件でかなり初歩的なミスをされると流石に、「おいおい、気をつけろよ」とは思うけれど、それだけだ。もちろん本人には注意喚起の意味でも、指摘というかミスの報告はする。ただそのときも、なるべく感情的にはならず、事実だけを述べるようにしているし、時間に余裕があればなぜそのミスが起こったのかを聞き取って、どうやってそのミスを防ぐか、減らせるか、それか事前に発見するシステムを作るか、を考えるようにしている。そうすれば、回り回って自分が助かるからだ。
しかし、自分より上の人達は、とかくミスに対して厳しい。(まあ、当たり前っちゃあ当たり前)ミスが起こるとまず叱る。それはわかる。ただ謎なのが、最終的に「お前が悪いので、これからは十分気をつけるように」といった、漠然とした注意指導しかしない。気をつけるってなんだ。気をつけたらすべてのミスが起こらないのか、と常々疑問に思っている。
「ミスなんてあって当たり前」という自分のような考え方は、その人達に言わせると「甘えた考え」らしい。「そんな意識だから、ミスばっかりやらかすのだ」や「お前はだから詰めが甘いのだ」と言われた。まあ、そうなんだろうし、ミスをするたび申し訳ないとは思っているけど、どこかで自分の考え方は間違ってないという自負があるから、それが嫌われる原因のひとつなんだろうな。