最近A×B×Cで価値を出すだったり副業などでリスク分散するだったりが流行っているように思うが、
結果として1つの分野を本当に突き詰めたエキスパートが減ることを危惧している
もちろんA×B×C自体が新しい領域であると再定義できるような人間なら良いのかもしれないし、
ちゃんと個々の分野を極めていく勉強家なら良いかもしれないが、
並行して極めていくなんて簡単な話ではないし、
1つを突き詰めるよりは掛け合わせの方が比較的楽に価値が出てしまう分より高みを目指すという意識は下がるのではないだろうか
大手企業で自社内のみに専門性を張ったジェネラリストと化した総合職が他に行けなくなるような話に似ている
技術がすぐに陳腐化する世の中で1つを極めるのはリスク高いから仕方がない。
全員リスク回避に動いた結果、いざ必要な時に熟練工がいなくなり誰も解決できなくなるというジレンマだなあ