小島慶子、なんで自分のエピソードを「知人」の話として語ったの?
私の知人は、初めての出産後に夫に性病をうつされました。夫は「妻を赤ちゃんにとられた自分がかわいそうだったから、自暴自棄になって安い女性を買った」と言い訳したそうです。
彼女は深く傷つき、精神のバランスを崩しました。自分の夫が、劣悪な環境で働く女性を人間扱いせず、性具として買った冷酷な男だと知って絶望したのです。
性暴力は魂の殺人と言われるように、性は人の生そのものです。欲望をどう扱うかは、自他の魂をどう扱うかということに他なりません。「だって男だから」は暴力なのです。私は息子たちにも繰り返し、そう伝えています。