最近の俳優の自殺を通して感じることは、「やじろべえ」みたいだなということ
危ういバランスで自分と役を、日常と非現実を、生と死との行ったり来たりは、やはり負担が大きいのだろう
繊細で職人気質で自己肯定感が高めにくい人ほど、その支柱は細くて緻密だから、何かの拍子に脱力しバランスを崩す
自分のいる業界でも「どうしてこの程度のクオリティの仕事を自分の仕事だと公表できるのか」と感じるケースに遭遇する
言わないよりも言った方が次に繋がるだろうし、批判や陰口を受け止める心の強さが自信に変換されるのだろうが、見ていて悔しく歯がゆい
という話を、ビジネスで繋がったまったく別の業界の方に話した時に「増田さんが過去の仕事を公開していないのは、もっとやれた、まだまだ突き詰めることができたという満足していない証拠」と言われ腑に落ちた
続けて「満足できないということは、それだけ目標が高く、向上心があるということ」とも言われ、この言葉は挫けそうにになるたびに心を支える柱の一つになった
伊勢谷友介も自殺するんかな