■病人や無能者が働くのは罪

かといってそいつらの面倒を見る余裕はこの国にはない。

つまり、そういうことだ。

この国に万人が受け取るべき生存権などない。

あるのは、「アタリマエのことが出来ればもらえる生存権」だ。

これを私は「アタリマエゲーム」と読んでいる。

「アタリマエゲーム」とは、人々が提唱する「アタリマエ」を一つも漏らすことなくこなすゲームだ。

「アタリマエ」の内容はプレイヤーの総意によって決まる。

決定された「アタリマエ」を達成できなかったものは「アタリマエのことが出来れぱ貰える生存権」を剥奪される。

生存権を剥奪されたものは、基本的人権の尊重対象から外され、あらゆる人権侵害を無抵抗で受け入れなけばいけない。

ただし、その場合であっても禁止する人権侵害行為を「アタリマエ」として定義もしてよい。

これが「アタリマエゲーム」だ。

私はこの「アタリマエゲーム」を憎んでいる。

何故なら私は生存権は全ての人間に与えらるという原則は守られるべきだと考えているからだ。

「アタリマエゲーム」の敗者であるという理由で剥奪される生存権などあってはならないのではなかろうか？

Permalink | 記事への反応(3) | 22:59

ツイートシェア