2020-08-17

母への小さな復讐を遂げた。

母に、小さな復讐果たしてきた。


私は、母にやたらと信頼されていた。

どうやら母の中では、私はいつでも母の味方であり、母は私に愛されているのだと言う自信があるらしかった。

先日、私も良い年齢ということで、結婚の話も母から尋ねられた。いい人はいないの?と。

こう言う質問に私はのらりくらりとかわしている。

今のところ結婚願望も結婚できるだけの生活基盤も無いからだ。それに一人で十分楽しく気ままに生きられており、過不足がない。

そういうと母は冗談めかしながらこう言ってきた。

「だったら私と住もうよ。一人だと寂しいだろうしさ!」

この、母がただ単に一人暮らし不自由しているだけだというのに、私が寂しいだろうと優しさを装って誘ってきたことに、私の中で何かが一気に溢れ出てしまった。


そんなに私の気を引きたいの?

もう、あなたも1人の大人なんだから

私はもう助けられないよ。

そんなことしても私は、助けないよ?

いい加減みっともないからそんな普通じゃないことをしないでよ。

もうちょっと自分で頑張って。

自分のことくらい、自分で助けなくちゃ。

唖然とする母から返答が出る前に、お茶代だけ投げつけて逃げるようにして帰った。

家に帰って一息ついたら、何もかもが自由になったような感覚がした。


母にかけた言葉は、私が16歳の頃にリストカットを止められずに辛いと相談したときの、母からの返答とそっくりそのまま一緒だった。

  • やったな お母さんはお前の気持ちがわかっただろうし お前もお母さんの当時の気持ちがわかっただろう リストカットがやめられない(ぴえん)とか言ってるゴミなんて見放して正解だと...

  • 思春期に辛いことあったのに 今では家出て自分で自分の生活支えられてるなんて偉いね 母親も自分を振り返るいい機会だろうな

  • いい話。お疲れ様です。 だけど母親は16歳の頃に言った言葉なんて覚えてなくて「どうしてそんな酷いこと言うの…お母さん、増田ちゃんのことを大切に思ってるのに」とか言ってくる...

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