2020-03-06

anond:20200306130713

老い」という着眼点は悪くない。

もう一歩進んで「老いへの恐怖」という感覚に目を向けてみよう。

売る側は「老いへの恐怖」さらには「老害に見られたくない」という感覚を把握していて、商品に「若者向け」のタグを貼り付けているのだ。

そして「お若いですね」と言われたい老人が「若者向け」のタグに飛びつく。

中にはお世辞を真に受けて「若者に人気なんだ」と思い込むものまで出てくる。

実際には感覚のズレというのは真逆現場人間感覚のほうが正解なのだろう。

 


 

そして「求められているのはエンタメ」とのことだが、現代アニメ純粋エンタメからも離れていってる。

現代アニメ内輪ノリ(テンプレお約束)に流されて変質していってしまった。

「お客さん」を持ち上げていい気にさせるために随分なリソースが注ぎ込まれているわけだ。

すなわち現代アニメのダサさとは「接待」「媚び」「ご機嫌取り」に類するダサさなのだ。

そして一般の方は、そうしたダサさを極めて機敏に感じ取るし、それは雑味でしかない。

エンタメに徹するなら余計な内輪ノリは廃してエンタメに徹してみろ、と言いたい。

記事への反応 -
  • 末期のジブリも相当酷かったけど 有名監督含め歳取った関係者はやはり感覚がズレてくるね そもそも昭和のアニメ人の感覚が今とかなり違って 何か高尚なものというかアートみたいな...

    • 「老い」という着眼点は悪くない。 もう一歩進んで「老いへの恐怖」という感覚に目を向けてみよう。 売る側は「老いへの恐怖」さらには「老害に見られたくない」という感覚を把握し...

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