2019-12-24

大学教員にはなってみたけれど

知らないことを知りたい、それだけのことで大学教員になった。

なってみると、向いている仕事もあるし、こりゃダメだなこともあった。

知らないことを知りたい、というのは工学部では異端扱いされてつらい。

運がいいのか悪いのか、教授のもとで下働きせず独立できた。

なんというか、働いても働いても楽にならずなんだよね。

国立大研究室みたいに、一人が論文書いたらずらーっとメンバーが連名になるみたいなシステムに乗っかれないキャリアを選んでしまったんで、論文リストが増えない。

ちなみに学位取った教員はいろいろあって仲違いしたので縁がない。

国内会議と国際会議リストは山ほど増えるが論文がなかなか書けない。

書くのに体重が5kgくらい変動したりする。

しかに未知の結果を出そうとして計算したり、実験したいするのは楽しい

でも、論文にまとめようとすると頭がフリーズするんだよ。何かが足りないんだけど、それを頭が拒否してる感じ。

あと何十年もこの仕事するってことは、こんなにキツい論文書きしてくってことかと思うとつらい。

過労死まで頑張っても自力で年1本書ければ御の字でしょ。

みんなどうしてるのかね。なんでポンポン論文リスト増えてんのかね。

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