昨年、中度のADHD(不注意優勢型)の診断を受けた。
職場(教育関係)では、そのことはクローズにして働いている。
発達障害や学習障害は以前に比べかなり認知されてきたが、
教員、職員のなかでそういった学生への偏見がひどく、
自分がADHDだということはおいそれと口にはできない。
障害を抱える学生たちのことを、
「ややこしい」
「面倒くさい」
「ケアが大変」
といった風に評する周りの人たちに、「そのままでよいのか?」と思ってしまう。
自分側からの評価だけでなく、
その学生たちの生きづらさや学びづらさに気づいて、
教育を改善していけないだろうか。
ただ、この職場はあまりにも教員も職員も疲弊している。
日々の授業運営、校内・校外イベントへの対応に追われ、
肝心の学生に対して向き合う時間が取れていない。
前述の教育の改善を提案しても「きれいごとだ」ととらえられてしまう。
このままではよくない、と思うけれど、
職場全体を巻き込んで変えていけるほど、自分には役職も発言力も人脈もない。
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