ずいぶん前にあったお店なので忘れてしまった。
祖母と、そして家族とその中華料理屋さんによく食べに行っていた。
本場の人が作っていたんだと思う。
揚げパンは、あんぱんみたいな見た目をしていた。凄く柔らかいパンで、外側の上だけパリッとしている。
それが4等分されていて、1つ手に取ると、間にものが挟めるようになっていた。
エビチリは、大き目のエビにタマネギやネギなどの野菜のみを入れた、シンプルで真っ赤なエビチリ。
エビチリを絡めて食べると、これがまた美味しい。
ほんのりとしたパンの甘さと、エビチリの辛さで、子どもでも辛いと言いながら美味しく食べてしまう最高の料理だった。
味落ちしたのと共に、揚げパンはつかなくなったし、エビチリのたれは、かきたま汁みたいになっていた。
エビチリは甘くなり、揚げパンはつかなくなった。(※大事だから2回言った)
全体的に味落ちしたからか、数年経たずに潰れた。
それから15年以上たっているが、ふと「揚げパン」が食べたくなった。
給食とかに出てくる揚げパンとはぜんぜん違う。ふわもち加減が段違いだ。
マントウって響きが