2019-08-31

無限に関わるパラドックスについて考えるの飽きた

バナッハ・タルスキーパラドックスとか「自然数無限集合と偶数無限集合は大きさ(濃度)が同じ」とか。

これらはよく「直感に反するが数学的に正しい」という言い方がされる。

で、この手の問題を深く考えてる人が期待してるのは、突き詰めて考えることでそれらを直感的に理解できるような捉え方ができること、いわば「直感の成長」なんだよ。

だけど、無限を扱った問題では大抵そうはならない(なんとなく耳通りの良い説明をされて理解した気になっちゃ状態は除く)。

突き詰めて考えても、得られるのは「直感の誤り」ではなく「直感数学の違い」でしかない。

なぜなら数学ルールロジックの結果として生まれもので、直感(=一般ルール)とは別個のものから現実には無限も体積の無い面も存在しない)。

新しい分野の知識にこそなるが、直感世界とぴったりと合致するような理解カタルシスは得られない。

ということで俺はもっと面白い問題のある分野を探す。

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