場所 私鉄沿線、非チェーン系 レストラン
ランチを食べていると大きな声がしてきた。
「日教組の教育で」
「日本が戦争なんてするわけない」
「バカな野党が」
「憲法改正」
などが聞くともなしに聞きとれた。
食後の飲み物を運んでくるフロアさんの方に視線を向けるついでに目に入ってきた声の主は50歳代後半くらいの男性であった。
テーブル（4人掛け）を挟んで20歳代の息子とおぼしき若い男性と妻とおぼしき中年女性に向かって力説しているようだった。
連れもアイスコーヒーを飲み終わり、会計することにした。
私たちがキャッシャーに向かって歩いているときには、男性の話題は「日本の水道と外国のミネラルウォーターの差」にうつっていたようだった。
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