今日埼京線の快速で渋谷に向かってたんだけど、うっかり間違えて一個前の新宿で降りてしまった。それで次の湘南新宿ラインに乗ろうとしたら、リーマンっぽい男の人に声かけられた。これってどこどこに行きますか?みたいなこと聞かれて、よく分からなかったからすみません、詳しくないので、と笑った。車内アナウンスで目的地に停車するらしいことがわかったらしく、一緒に乗り込んだ。それから一駅ぶんだけ話した。あんまり覚えてないけど、東京の電車は難しいっていう世間話に始まって、だんだん、いくつ、とか、彼氏いるの、とか、モテそうなのにね、とか言われて、あぁそういう人かぁって思ったけど、ちょうど精神がすり減ってたときだったから、こんなこと言ってくれる人もいるんだなって、なんかふつうに有り難く思った。お互い普段使ってる路線も違うって分かっちゃったし、もう二度と会うこともないだろうけど、この東京のどこかで、明日からもお気をつけて、幸せに暮らしてね。