ずっと憧れていた。
彼はいつも友人たちに囲まれて、飲み歩いたりイベント開いたりしていた。
たまたま機会が重なり、彼と同行するメンバーとして名を連ねられるようになったときは胸が震えた。
それ以上は距離を詰められなかったのだけど。
彼は自分から恋愛話をする人ではなかった。
結構いい年になって、なんとなく、結婚とかしないの、と問うと、
いい人がいたらね、なんて答えていた。
あるとき女友達から、誰かいい人紹介してとの依頼があった。
彼女はいい人だったので、最大限のいい人を紹介したかった。
これを口実に、いつもと違った話題を振る機会だと、彼に提案してみた。
断られるかな、と思っていたらまさかのOK。
普段と異なる状況で彼と時間を過ごせると、喜び勇んで準備した。
紹介した彼と彼女はいい感じに。
いつの間にとんとん拍子に関係を深め結婚を決めてしまった。
彼の人生に僅かながら関われたという、誇りを胸にこれからも生きていける。
これからもずっと幸せに過ごしてほしい。
嬉しい。悲しい。大好き。
でももう、二人では逢えないよね。
Permalink | 記事への反応(1) | 07:31
ツイートシェア
増田のバカ!!!