2019-03-01

幼稚園の頃の夢が出てきた

七夕短冊か何かだったと思う

のたくった、サイズバラバラな字で「ペンキやさんになりたい」と書いてあった

なんでペンキ屋なのかは覚えていない

ただ、それが当時本気でなりたかったものだということは何となく思い出せた


それ以降の夢は基本的大人の目を気にしたものが多かった

数学者警察医者高専行ってプログラマー薬剤師

場当たり的にそこそこ響きの良いものばかり言い続けて、それなりに各々の夢にも興味を持っていた

だけど命を賭しても叶えたいと思ったものはその中にはなくて、全部なあなあの集まり

辿っていくと幼稚園の「ペンキ屋」が後にも先にも唯一の、本心からの夢だったのだと思う


今は化学を専攻していて、来年から就職する予定

その会社塗料部門があるのは、何の因果か知らないけれど。捻じれに捻じった形であるが、一応当時の夢を達成しつつある。

ちっぽけなあの頃の自分がずっと引っ張って、自分でも気が付かないうちに背中を押してくれて来たんだろう。

そう思って、頑張っていこうと思う。

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