2019-02-09

カノン進行を大逆循環と呼ぶことについてを書いたが、パッヘルベルカノンのようなほとんど無名だった曲が後世の神アレンジで有名になるということを考えたい。パッヘルベルカノンが有名になった経緯というのは謎に包まれている。参考:【訃報】流石だったよなパイヤールhttp://lavender.5ch.net/test/read.cgi/classical/1366627357/ 他の曲ではヴィヴァルディ四季なんかもとてもバロック時代との作品とは思えないので後世の味付けで有名になったのだと思う。そういう曲は結構あるはずだ。

そもそもクラシック指揮者はどういうところで評価されるのかを考えると、曲の発掘という面もあるとおもう。フルトヴェングラーカラヤン、C. クライバー小澤征爾などもそういう発掘曲があるのだと思う。ヴィヴァルディ四季場合を調べると、イ・ムジチ合奏団が有名で日本レコードがすごく売れたらしい。合奏団が有名なケースもあるようだ。

ネットではカノンのJPOPへの影響が拡散されているが、現代での過去曲の評価作曲者評価が上がることになる。演奏指揮より作曲者評価が上なのは正当な評価だろう。実際パッヘルベルカノンのような美しい同度3声カノンをかける作曲者現代にいるとは思えない。でも場合によってはすごいのは誰なのか評価が安定しない事もありえると思った。

記事への反応 -
  • ググったときに、カノンの進行の正式名称は大逆循環である、などという説は怪しいということが上に出るように増田さんの力を借りたい。俗称の一つとしてならまあ問題はない。いや...

    • カノン進行を大逆循環と呼ぶことについてを書いたが、パッヘルベルのカノンのようなほとんど無名だった曲が後世の神アレンジで有名になるということを考えたい。パッヘルベルのカ...

    • 以前大逆循環のこと書いたが、そういや音程の表記でインターネットで独自に広まってるという表記があるのを思い出した。lowG、mid2G、hiGってやつ。大本は何かで使われてるはず(と思...

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