今40代以上の人は、この先死ぬとき誰かに看取られて死ぬんだろうなという見通しが立ってる人と、そうでない人に分かれる。
家族もなく60代〜70代のひとりぼっちの生活には、なにひとつ張り合いはないし心残りもないだろう。そんな状態の人間は誰かに看取られるより静かに死にたい。
今の人の死は、富裕層に合わせた死に方しかないのがいけない。「孤独死しないで!」というのは孤独死しない人達の言葉だ。どん詰まりの人間は孤独死上等なのだ。むしろ死んだ事すら忘れてほしいわけだ。だから自殺だとかになってしまう。それが悲しいのは孤独死しない人達の感情だ。
で、つまるところ孤独死の問題は体の問題だ。死んじゃった体がその辺に転がってると具合が悪いわけだ。今の時代に姥捨山では大炎上してしまうし、八方塞がりだ。