2018-11-28

チケット転売技術的に防ぐアイディア

チケットを「そのチケットの何倍もの価値を引き出せる秘密鍵の所有者」に販売することで、転売を防ぐというアイディア

 

話を具体的にするためにビットコイン説明する。

・1000円のチケット販売すると、チケット購入者が持つ「1万円以上が入ったビットコインアドレス」に結び付けられる。

・この1万円は特に問題が起きなければ常に購入者の所持しているものであり、デポジットのように一時的販売者に渡す必要はない。

チケット購入者は、チケットを利用する際にこのビットコインアドレス秘密鍵を使って送金トランザクション作成することでチケットを持っていることを証明する。

・その瞬間にビットコインアドレスに入っている金額が1万円未満になった場合、そのチケット無効判断される。

・これは単に秘密鍵を持っていることの証明なので、その送金トランザクションは実際に処理される必要はなく即座に破棄していい。

 

これによって、いくつかの転売防止効果が期待できる。

1つ目の防止効果は、1000円のチケット譲渡するときに1万円が引き出せる権利とセットでないとそれを譲渡できなくなるというもの転売屋はチケットを売った後に客が1万円を持ち逃げするリスクを負う。

2つ目の防止効果は、転売から購入したチケット転売屋がいつでも無効化できるチケットだというもの転売はいつでも1万円を引き出せる秘密鍵を所持しているため、客は購入したチケット無効になるリスクを負う。

3つ目の防止効果は、1000円のチケットを100枚購入するためには、100万円の価値を持っている必要があるという点。単純に買い占めがしづらくなる。

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