2018-11-25

大人になったと思う瞬間

成人して1年が経った。段々と自分他人のことを客観的に見れるようになり、自分はこういう人間であるということを言葉で表すことができたとき大人になったんだなぁと感じる。

それから最近インターネット上の発言を見て、「ガキだな」と感じるようになってきた。実際そう感じた投稿投稿者のプロフィールを見に行くと高校生だったりして、直感は正しいようだ。私も中学生ときにはもう一丁前にインターネット発言する側に回っていたが、そんな私を見て、ガキだなと思いながらも対応してくれた方々が、今は非常にありがたく感じられる。

で、最初の話に戻って、自分がどういう人間かというと、驚くほど他人に興味がない人間だということに気づいた。このことに気づくまでは、自分のことをそこそこ心優しい人間だと思っていた。けれども、自分の行動を振り返ってみると、自発的に誰かの困りごとを探すことをせず、頼まれて初めて動く、つまり承認されることが保証されて、初めて他人のために行動ができる人間なんだと気づいた。

他人に同情することもできない。できることは自分フィールドに連れ込んで笑い話にするだけ。相手はこんなにも自分の話を聞いてくれるのに、逆はどうだ?他人のことは文字通り他人事としか受け止められない。

そんな私でも、周りにはそれなりに信頼されているように思う。それは、なんだかんだ他人に興味があるような演技がうまかったのだろう。

結局、大人になってわかったことは、いい顔をした薄情野郎だということだった。

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