増田会社員(33)が20日、本社会議室で1回目の面談を行い、月2500円増の380万円を保留した。会見では「言葉が出ません。あぜんとしたかな」と発言。
昨年、一昨年と本番リリース後まで納期がずれ込ませた昨年のMVP男の初面談は、今年もまた決裂。転職の可能性さえ出てきた。
明らかに怒っていた。晴れ舞台になるはずが、出口の見えない契約交渉の出発点になっていた。今年もまた、増田の“銭闘劇”が幕を開けた。
「額を見た瞬間? 言葉が出ません。あぜんとしたかな。経営陣からの提示は自分(の希望)と大きくかけ離れていた。久々にあきれました」
面談時間は約30分。球団からの説明を聞くと、交渉することなく席を立った。提示された年収は現時点で社内4年目の後輩と同じ380万円。
月2500円のアップ額は自身最高だ。それでも判を押せなかった。むしろ、怒りがこみ上げてきた。多くを語らずに本社を後にしたが、伏線は昨年までの契約交渉にありそうだ。