自分はナルトの夕日紅が好きだった。当時高校生だった自分は彼女に憧れてなりきりを始めた。
しかし、ナルトを読まなくなり数ヶ月経った頃、作品は異なる展開を迎えていた。
夕日紅先生は先生らしく毅然とした人で、容易く男に懐柔されるような性格ではなかった。
男達の中で勇ましく闘うあの人に美を見出したのであって、男にいいようにされる人は私の理想とはかけ離れている。同じような流れは、他の漫画でも顕著だし「こういう未来があっても良い」と受け入れられた。だが、一度でも自己投影したキャラクターを妊娠させるのはやめて欲しかった。
妊娠させるならさせるでも構わない。ただ、そこに至る愛の軌跡を省略しないで貰いたい。
銀時が突然親になるようなものだ。WJを読まなくなって久しい。それは、漫画界のベビーブームに耐えきれなかったせいでもある。
それだけ好きなら過程を想像することくらいできるはず その想像力が働かない時点でただのニワカでしかない