善悪とか正誤とかの前に。
完全に、ブラック会社からのパワハラの末の退職だ……あの会見は昔、人事にいた頃によく見かけた光景だった。
何を言っても「そちらが話を聞かない」と突き放す。
ひたすら嫌がらせが続く。
しかし当人が「辞める」と決めると、「そんなことは困る」「もっと話し合おう」と強引に引き留める。
もう、親方はすっかり疲れちゃったように思える。
戦うのも維持するのも抗うのも、途方もない体力と精神力が要る。
その姿が、会社の変わらない体制に心を病んで退職していった、かつての同僚・上司・部下達と重なった。
とても胸が痛くなった。
NHK記者の「誤解だ」という長ったらしい説教も、正直気味悪かった。
今更何を言うのか。
「協会の意見が相違ではない、そうでない部屋もたくさんいる」と語られた所で、その部屋の人々が立ち上がらなければ何の意味も無い。
どうかゆっくりと療養してください。
要するに、2010年の貴乃花一門の設立自体を協会は嫌がっていたわけでしょ。 それが昨年10月の日馬富士事件の際に、貴乃花一門と協会同士の大戦争になってしまった。 その大戦...