もしこれが「超大人気ハリウッド映画上陸!制作費国家予算並!」とかだったら絶対許されなかった
300万円なら多少粗くてももしょうがねーかなーって気持ちと侮りがあって、そこからのギャップで「これを300万円で!?」となる所が売りの一つだと思うわ
ネタバレ禁止って前もって言われることでどんでん返しに対して警戒しながら視聴する事で楽しさが増す
それでいてネタバレ禁止言われたことに警戒しててもオチまでのパターンを完全に読み切れる訳じゃない所が強い
でもこれが本当にネタバレされていたら全く違ったと思う。
こういう展開だと予想はつくけどミスリードの可能性は残ってるって状態で見るのが重要というか
劇場に行って「おうおう300万円で大人気映画作ったのなら見せてもらおうじゃねえか。お前らが300万円と言っても、こちとらいつもどおりポップコーン込で2500円払ってるんだから舐めたもん見せるなよ」と考えてる連中と一緒に庵野に挑む炎尾燃になりきって鑑賞するからこそここまで面白いんだろうな、と