もともとは単に「1 条件に満足する=同意する・和解する」という意味だったのだろう。
日本書紀にもそう書いてある。
そこからの変化は、
「2 本来は満足すべきではないかもしれないが、自分は本当に満足している」(例・清貧に甘んじる)
「3 本来は満足すべきでないのに、満足してしまっている」(例・下位に甘んじる)
「4 本来は満足すべきではないが、やむをえず同意する」(例・薄給に甘んじる)
といったところだろうか。
「1」の用法は消滅したが、「2」「3」「4」はそれぞれ今でも使われていると思う。
ちなみにいつごろから使われているのか。
却て悲しむらくは、公のただ古人の糟粕を甘なつて、空しく一生を区々の中に誤る事を
この「甘なつて=甘んじて」は「3」の用法であろう。
歴史の早い段階でネガティブな意味合いを含んでいたことが窺える。
だから「やむをえず受け入れるという意味ではない」という擁護は正しい。
個人的にはどうしても「しかたない」感、「ちっ、うっせーな」感が出てるように読めるんだけど、本当に「快く受け入れる」という意味でいいの? 辞書に「本来は」って書いてある...
もともとは単に「1 条件に満足する=同意する・和解する」という意味だったのだろう。日本書紀にもそう書いてある。 そこからの変化は、 「2 本来は満足すべきではないかもしれない...
イヤイヤ、仕方無く、とは思わないが、妥協してる、譲っている、という意味はあるだろう 日大も言いたいことはあるが、これ以上反論はせずに、批判を受け入れる と
辞書が絶対と思ってる奴と 自分の感覚が絶対と思ってる奴 どっちがやばいんでしょうねえ
辞書VS感覚という話にはなっていない
「そのまま受け入れる」ってのが一番根っこなんじゃないだろうか。動詞の主語の態度については規定されていないから、文脈によってネガティブにもポジティブにも取れるんだと思う ...