2次元と現実を重ねるのはやったらこれだからオタクは案件だなと思いつつも、初代プリキュアがやってる記念CMに泣かされる歳。あの当時はまだちょっと年上だったけど中学生の2人が、学生生活や日常を守るために敵と戦ってた。生きてるんだから失敗なんてメじゃない。プリキュアに夢を与えられた側が夢を与える側の社会人になっていく。
長門有希は感情を押し出すと同時に超人的な力を使えなくした。今思えばなんだかわかるような話に感じる。客観的に常に頭を張り巡らせて生きてると疲れるけど自分の素直な気持ちや感情を優先したら、周囲が見えてないとか、少し頭を使えば予測できた展開にはなるのかもしれなくても、コミュニケーションが取りやすくなった。ちょっと前までは、あの人がああしたのはここにこれがあるしこういう繋がりだからだろう。聞くまでもないかって自己完結させてたけど、ほんの一言「どうして?」って聞くだけで、会話が生まれるんだよな。
見てた作品に影響されて人生を作っていったわけじゃないけど振り返ってたまに立ち戻ると懐かしさだけじゃない何かに触れれるんだな。