単純な戦闘であれば、戦闘員と非戦闘員との間での損害割合は戦闘員1に対して非戦闘員24という統計はあるよ。侍1:百姓24だ。
だがこの質問の場合にも当てはめることができるかどうかは微妙だ。
封建制社会とは、土地の権利を媒介にした支配体制のことだ。土地を持った存在=支配者とその支持者である。
村落は年貢だけでなく兵士の供出義務も負っている。つまり、戦闘員とは普段は農民である。
さらに戦闘がどのような状況で起きるのかによっても損害は違う。
外部からの援助が期待できるなら、戦闘せずに守りを固めればいいので戦闘は起こらない。よって被害もない。
援助が期待できない側はどうしても決戦に持ち込みたくなるだろうが、相手が守っている以上攻撃側の被害は大きくなる。
戦闘を行う当事者はどんな戦力を持っていてどれだけの戦力をどれだけの期間投入できるか?援助は得られるのか?といった、戦闘の外にある「政治」が問題になる。