M:彼らはそうした。でもほかの問題が、引き続き起こってしまったんだ。ぼくはアルバムのブックレットに、子供のころに撮った、ぼくが裸でカウチに座っている写真を使いたかった。人に何かを見せると、たいていまず最初にそこに見えるのは、彼らの内面にあるものなんだ。それを証明することが起こってしまった。インタースコープの弁護士たちがこんなふうに言ったんだ。「まず第一に、あの写真は幼児ポルノと見なされるだろうから、小売店がアルバムを置かないというだけではなく、そのために法的刑罰を受けることになるだろう」と。裁判官立ち会いによる法の下では、未成年者の写真が性的興奮を呼び起こせば、それは立派な幼児ポルノと見なされる、と彼らは言った。ぼくはこう言った。「それこそ正にぼくの狙いなんだ。これはぼくの母が撮った写真で、まったく無邪気で、しごく当然のことなんだから。でも、君たちが見てポルノになったからって、どうしてそれでぼくが罪人なんだい?君たちのほうが勃起したんだろう。どうして君たちが罰せられないんだい?」って。それって、今でもぼくが言いたいことだ。人々の道徳観なんて、あまりにバカ気てるよ。それで興奮したからって、それが間違ってるなんてさ。