2018-04-14

なぜペジーのスパコン撤去されるのか

こちらのニュースに関して、なぜペジーのスパコン撤去されるのか疑問に思う人、あるいは政治的な働きかけを邪推する人もいるだろうから今のうちに書き留めておく。

http://blog.livedoor.jp/itsoku/archives/53313939.html

答えを先に書くと、運用コスパが悪いからだ。

公式発表では、スパコン本体の消費電力は1.35メガワットということになっているが、

http://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/20171114/

日経報道では全体で5メガワットとなっている。3倍の平木がある。

https://twitter.com/SatoshiMasutani/status/984702237019533313

その差は、冷却分の電力にあると考えてよい。

ペジーのスパコンはGreen500※で1位をとってはいものの、実際は、あの特殊な液浸冷却機構スパコン本体の倍の電力を消費しているということだ。

国内スパコン第一人者である松岡先生も以前おっしゃっていたが、液浸冷却の弱点の一つは冷却に多大な電力を要するため、DC全体で計測した際のPUEが悪化することだったりするそうだ。

ペジーのスパコンは冷却に規格外の電力を必要とし、ランニングコスト馬鹿にならないため撤去に至った、それ以外の理由はないと考えてよい。

※Green500は冷却電力を計測に含めないレギュレーションになっている。

  • anond:20180414173927

    PEZYスパコンのコスパが悪い理由→なるほど納得。 熱効率の改善や、排熱の再利用など、考慮すべき課題はまだまだありそうですね?

記事への反応(ブックマークコメント)

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