見た。泣いた。
30過ぎたおっさんが女子高生主人公のアニメで泣いて何が悪い。
読解力は無い方なんで、ここまできて、ようやくこのアニメのテーマが見えた。
多分「個人にとっての『世界』を規定しているのは事実や出来事ではなく、事実や出来事を『どう受け止めるか』という心の有り様」みたいな話。
12話では、母親を亡くしたという事実は不変だが、それをどう受け止めるかという心の有り様が変化することで、前に踏み出す主人公の姿が描かれた。
11話以前では、人間の悪意に傷付けられたという出来事は不変でもその過去を断ち切っていく心の変化や、表面的な人間関係は不変であっても自分自身の捉え方によって友情を確信できるという気付きが描かれていた。
作品全体の冒頭、失敗することを恐れて前へと踏み出せない主人公の葛藤から物語がスタートしたのは、失敗という「事実」をそのまま「傷付くこと」だと決め付けることへの疑問を提起していたのだろう。
仮に失敗という事実があったとしても、それをどう受け止めるかによって世界は変わる。
心が変わらなければ「宇宙よりも遠い場所」へ行っても世界は変わらない。
はてなに住んでいると、とかく「ファクト」と「べき論」ばかりに頭が汚染されてしまいがちだが、同じ出来事を前にしても、そこから見える世界は人それぞれなのだということに気付かされた。
13話が楽しみだ。
これ
すこーしネタバレ。 未見の人は読まずに今すぐ本編へGo!(Amazonプライム他)
「あの花」と同じで、めんまに号泣できるやつだけに価値があるアニメか。 何となくそんな気がしていたのを察知して、全く調べもせず見もしなかったけど正解だったな。 だんだん俺の...
あれなら「ゆる△キャン」のほうがよくないか あっちの方がリアル 女子高出身者あるある
ゆるキャンは素直にキャンプをテーマに扱ってるアニメでいいじゃん、 テンポが合わなかったから見てないけど。